無担保融資のデメリット

 

無担保融資と聞くと一見、担保や保証人が必要ないので簡単にお金が借りられるとても便利で良いもののように聞こえます。

 

実際のところ、デメリットもあります。担保を必要としているローンと比較すると、無担保ローンはどうしても高金利になります。返済不能になった時のリスクがより高いためです。金利面でいえば、担保が必要な場合のほうがいいですが、借りたお金が返せない時は担保を代わりに差し出すことになります。担保を必要とした融資の金利が低いのは、返済に問題が生じた時は担保を売却すればいいことから、金融会社のリスクが低いためです。

 

 

無担保の融資の場合は、支払い不能になった場合のリスクを考えると、金利を高く設定して貸し出しをするのも納得できます。無担保融資によってお金を借りる際のデメリットは、借り入れ金額が有る程度限られてしまうという事と、借り入れ期間が短いという事もあります。

 

 

貸し手である金融機関にしてみれば、何かの事情で返済が止まった時に補填できる担保が無いわけです。大口の融資をすればするほど、返済不能リスクははね上がります。ローンを扱う会社としても、返済できない時に担保による補填のあてがない人に、まとまった金額を貸し付けていると損が大きくなりすぎます。融資の金額自体が少ないことから、全額返済までにかかる期間は短くなりがちなことも、無担保で融資を受ける時には気をつけておきたいことです。

 

 

無担保の融資にはデメリットもあるので、借り入れをする際にはメリットもデメリットも両方を検討することをおすすめします。